3.安全・保全(備蓄)
・食料、飲料水等の備蓄
災害に備えて備蓄をしておかなければいけないとは思っているものの、何をどれだけ備蓄すればよいのか分からないという方も多いと思います。
東日本大震災の時は、食料調達に 3 日、輸送路及び輸送車両の確保等に 2 日を要したといわれており、発災から5 日間は備蓄食料などでまかなう必要がありました。
しかし、地域によってその日数は異なるとのこと。例えば、東海地震を含む南海トラフ巨大地震のエリアに指定されている静岡県では、食料や飲料水は7日分の備蓄が推奨されています。
・食料・・・7日分(うち非常食3日分)程度
・飲料水・・一人につき、1日3㍑の水を最低3日分
(静岡県防災局・地震防災ガイドブックより)
施設のある地域の実情に合わせた準備が必要と言えそうです。
ここに、定員30名程度の施設に必要な備蓄品例を書き出してみました。
<7_備蓄品リスト(例)>http://www.careean.co.jp/blog_pdf/7.pdf
今回参考にさせて頂いたのは、
①全国保育協議会「東日本大震災被災保育所の対応に学ぶ」
子ども達を災害から守るための対応事例集
こちらには、実際に被災された保育園の先生方の生の声がたくさん詰まっています。
今まで私達が認識していた防災の常識とは異なる情報も豊富で、多くの気づきが得られます。
一読の価値あり。ぜひ読んでみて下さい。
②公益社団法人 日本栄養士会
平成25年度保育科学研究 保育所における災害時対応マニュアル
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