事業所内保育施設だけでなく、全ての保育施設の運営に言えることですが、どんな「保育士」を採用するのか?が施設の明暗を握っていると私は断言いたします。
どんなに立派な施設を作っても、どんなに立派な制度を作っても、それを運用する〝人〟が重要です。子ども達は〝人〟からしか学ばないですし、〝人〟でしか変わらないのです。
どんなに立派な施設を作っても、どんなに立派な制度を作っても、それを運用する〝人〟が重要です。子ども達は〝人〟からしか学ばないですし、〝人〟でしか変わらないのです。
〝人〟から愛を受け、影響され、健やかに育っていく。
そういう意味では、「保育士」が子ども達にとって一番の環境なのです。
ある保育士がいました。靴箱の前で、いつも大きな声で子ども達に言っていました。
「靴は仲良しこよしにね。(揃えて置いてね。)」
笑顔が素敵な元気で明るい保育士でした。しかし、当の保育士の靴はバラバラ。靴だけではありません。子ども達の着替えも、お昼寝の布団も、教材の折り紙もクレヨンもグッチャグチャ。
ある保育士がいました。靴箱の前で、いつも大きな声で子ども達に言っていました。
「靴は仲良しこよしにね。(揃えて置いてね。)」
笑顔が素敵な元気で明るい保育士でした。しかし、当の保育士の靴はバラバラ。靴だけではありません。子ども達の着替えも、お昼寝の布団も、教材の折り紙もクレヨンもグッチャグチャ。
そのクラスは、先生にそっくりな元気な子ども達がいっぱいでしたが、いつまで経っても靴箱が仲良しこよしになることはありませんでした。
一方、他の保育士がいました。やっぱり「靴は仲良しこよし。」だと子ども達に教えていました。この先生も明るくて元気な保育士でしたが、子ども達に対する言葉かけがそう多くないような気がしました。普段の生活でも、保育室に先生の声が大きく響くことは滅多にありません。
でも、この保育士は自分の靴を子ども達が見えるところにきちんと揃えて収め、全てのものが子ども達の目線に置かれ、動線もよく考えられていました。お部屋の中もすっきり。
1年経ったら、このクラスの子ども達は、遊ぶときは遊び、やることはきちんとやり、保育士の言葉を待つことなく、自分達のことは自分達でできるようになっていました。
保育士だって〝人〟ですから、色々な先生がいます。
一方、他の保育士がいました。やっぱり「靴は仲良しこよし。」だと子ども達に教えていました。この先生も明るくて元気な保育士でしたが、子ども達に対する言葉かけがそう多くないような気がしました。普段の生活でも、保育室に先生の声が大きく響くことは滅多にありません。
でも、この保育士は自分の靴を子ども達が見えるところにきちんと揃えて収め、全てのものが子ども達の目線に置かれ、動線もよく考えられていました。お部屋の中もすっきり。
1年経ったら、このクラスの子ども達は、遊ぶときは遊び、やることはきちんとやり、保育士の言葉を待つことなく、自分達のことは自分達でできるようになっていました。
保育士だって〝人〟ですから、色々な先生がいます。
どういう保育士が良くて、どういう保育士が悪いなんて言うことはできません。
事業所内保育施設はクラスを作るほど大所帯になることはあまりありませんから、色々な保育士がいていいのだと思います。だって、子ども達も色々ですから。
そんな中でも、私が「保育士」の採用に気を付けていることを挙げてみますね。
4.保育士の採用② >>
そんな中でも、私が「保育士」の採用に気を付けていることを挙げてみますね。
4.保育士の採用② >>