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HOME > 第2章 事業所内保育施設は こうつくる! ①施設

3.備品と玩具の選び方 ①

一般的に、事業所内保育施設に必要だと思われる備品等を出してみました。
<2_必要備品一覧(例)>http://www.careean.co.jp/blog_pdf/2.pdf

まず認識していただきたいのは、備品にしても、玩具にしても、『家庭でお子さまが使用するもの』と『集団生活で多くのお子さまが常時使用するもの』は、選び方が違うということです。

例えば子ども用のイス。雰囲気が良くて、木製のネジ止めをしてあるようなものがありますね。
ご家庭で限られたお子さまが使う分には全く問題はありません。しかし、保育施設で多くの子ども達が使えば、ネジはすぐに緩み、修理をする度にネジ穴も広がり、すぐに使えなくなります。
玩具も、量販店などで買ってくるような物はすぐに壊れます。
また、大人の視点で可愛いとか、デザインが凝っているということを選択の基準にしないこと。
デザイン性の高いものは、大抵使いづらいものが多く、作りが複雑で壊れやすいのも特徴です。
そして、キャラクターもの。お子さまや保育士など個人の趣味趣向は否定しませんが、公共性のある施設にキャラクターがついたものを多く導入するのは止めたいものです。
現在は、幼稚園や保育園などでも、個人の持ち物にキャラクターものを禁止しているところも多いですね。子ども達が集中しない・・それも理由のひとつだそうですよ。

私も最初はたくさん失敗をしましたし、お子さま用家具を製作している会社から試しに使っていただきたいと言われて使ったこともあります。確かに可愛かったし、オシャレなものでした。
それが先生方からは大層不評で・・・すぐに壊れて結局買い直したりして。

ですので、私は、ちょっと高価いな・・・と思っても、子ども達が使うものに関しては必ず保育用品を扱う専門業者から購入します。
集団生活で使うものの選択基準は、丈夫でシンプル、そして「安全」であることです。
そして、業者さんのアフターフォローも重要なポイント。
10年近く経った当社の備品も、いつも快く修理をして頂いてとても助かっていますよ。

※ご希望の方には、保育用品専門業者をご紹介させて頂きます。
お気軽にお問い合わせ下さい。 053-401-6255(株式会社キャリア・ン)


次の記事では、上記の表から特記に値するものだけお伝えしていきます。


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1.設置場所(立地)
1.設置場所(立地)(2015-08-21 07:19)


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