子ども達の保育は、認可保育園のみならず、事業所内保育施設、認可外保育施設、院内託児所等、どんな種別の保育施設であっても、全て【保育所保育指針】に準じて行われます。
その中で、『第1章(総則)に示された保育の目標を達成するために、保育の基本となる「保育課程」を編成するとともに、これを具体化した「指導計画」を作成しなければならない』と謳われています。
子ども達がまずは安定した生活を送り、健やかな成長を促すための活動を行うために、指導計画はとても大切なものです。お預かりするお子さまの状況によって、都度見直すと良いでしょう。
*保育過程
施設の保育理念や目標など、事業全体の運営方針を示し、全ての指導計画の基となるものです。
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その中で、『第1章(総則)に示された保育の目標を達成するために、保育の基本となる「保育課程」を編成するとともに、これを具体化した「指導計画」を作成しなければならない』と謳われています。
子ども達がまずは安定した生活を送り、健やかな成長を促すための活動を行うために、指導計画はとても大切なものです。お預かりするお子さまの状況によって、都度見直すと良いでしょう。
*保育過程
施設の保育理念や目標など、事業全体の運営方針を示し、全ての指導計画の基となるものです。
施設(設置者、運営者)の保育に対する考え方が問われるものだと思って下さい。
事業所内保育施設は、認可保育園とは異なり、小規模、且つ0~2歳児が中心の異年齢保育になると思います。保育時間も、地域の実態も異なりますので、施設の特性を考え、独自のカラーを出しやすいものといえるでしょう。
事業所内保育施設は、認可保育園とは異なり、小規模、且つ0~2歳児が中心の異年齢保育になると思います。保育時間も、地域の実態も異なりますので、施設の特性を考え、独自のカラーを出しやすいものといえるでしょう。
*年間計画
保育課程を基として子ども達の生活や発達を見通し、まずは長期的な計画を立てていきます。
保育課程を基として子ども達の生活や発達を見通し、まずは長期的な計画を立てていきます。
書式は、0歳児用、1・2歳児用、3~5歳児用の3パターンで分けると良いと思います。
現状として3~5歳児が在籍していなくとも、施設として受け入れる用意がある(定員に含まれている)という場合は、該当年齢全ての年間計画が必要となります。
<9-2_年間計画_0歳児(例)>http://www.careean.co.jp/blog_pdf/9-2-1.pdf
<9-2_年間計画_1歳児(例)>http://www.careean.co.jp/blog_pdf/9-2-4.pdf
<9-2_年間計画_2歳児(例)>http://www.careean.co.jp/blog_pdf/9-2-5.pdf
<9-2_年間計画_3歳児(例)>http://www.careean.co.jp/blog_pdf/9-2-6.pdf
<9-2_年間計画_4歳児(例)>http://www.careean.co.jp/blog_pdf/9-2-2.pdf
<9-2_年間計画_5歳児(例)>http://www.careean.co.jp/blog_pdf/9-2-3.pdf
*月間計画(月案)
年間計画を月ごと落とし込んで、より実務に近い内容となるのが月間計画(月案)です。
年間計画の他に、子ども達の前後月の様子も把握しながら作成し、こちらも、0歳児、1・2歳児、3~5歳児ごとの書式にする方が、お子さまの成長に準じたものになります。
加えて、個々の成長過程に差があり、月齢により大きな変化が見られる0歳児は、お子さまごとの計画を立てることをお薦めします。
これらの計画は、施設長や主任、学年主任等の限られた保育士が作成するよりも、保育に携わる保育士全員で分担をすると、お互いの意識づけとなり、適切な協力体制が整い、主体的で一貫性のある保育ができると思います。
<9-3_月案_0歳児(例)>http://www.careean.co.jp/blog_pdf/9-3-1.pdf
年間計画の他に、子ども達の前後月の様子も把握しながら作成し、こちらも、0歳児、1・2歳児、3~5歳児ごとの書式にする方が、お子さまの成長に準じたものになります。
加えて、個々の成長過程に差があり、月齢により大きな変化が見られる0歳児は、お子さまごとの計画を立てることをお薦めします。
これらの計画は、施設長や主任、学年主任等の限られた保育士が作成するよりも、保育に携わる保育士全員で分担をすると、お互いの意識づけとなり、適切な協力体制が整い、主体的で一貫性のある保育ができると思います。
<9-3_月案_0歳児(例)>http://www.careean.co.jp/blog_pdf/9-3-1.pdf
<9-3_月案_1・2歳児(例)>http://www.careean.co.jp/blog_pdf/9-3-2.pdf
*週案
毎日の保育の予定を確認・共有するためのものです。
異年齢合同、または担任制など、施設の規模にもよりますが、小さなお子さまが中心の現場は、必ず複数の保育士で保育を担当します。週案を作ることにより、月間の見通しと流れがよく判るので、月案の進捗状況がすぐに理解できて、変更修正も柔軟です。
先生方が情報を共有するために、保育室に掲示しておくといいですね。
<9-4_週案(例)>http://www.careean.co.jp/blog_pdf/9-4.pdf
*日案
日々の指導案とともに、1日のお子さまの様子、記録、保育の反省などを記入します。
事業所内保育施設の運営請負業者は、こちらの日案を1ヶ月の「業務完了報告書」として、請求書と共に設置者に提出いたします。
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